▲海草・向陽同窓会会長
片桐彰浩氏
▲海草・向陽同窓会会長
片桐彰浩氏
新年の挨拶
海草・向陽同窓会会長 片桐章浩
向陽高校東京地区同窓会の皆さん、向陽高校卒業生の皆さん。素晴らしい令和5年(2023年)の幕開けをお祝いしたいと思います。平素は向陽高校同窓会の取り組みにご理解、ご協力をいただき厚く感謝いたします。
わが国で感染症が発生してから三年目に入り、今も尚、制約条件があるため思うような同窓会活動ができない状況が続いています。そこで昨年の海草・向陽同窓会総会は、母校の教室内で開催したのですが、これが「とても素晴らしい同窓会総会です」と参加してくれた方々から評価をいただきました。
それは同窓生にとって思い出深い懐かしい教室で開催したこと。そして合唱部生徒の皆さんが総会に来てくれて、向陽高校校歌を歌ってくれたからです。シンプルな演出でしたが、新鮮で思い出が蘇る素晴らしい総会になったのです。
「校歌を聞く体験でこんなに感動するなんて」「懐かしくて涙が零れそうになりました」「在校生のきれいな歌声に感動しました」「総会でのサプライズな演出ですね。来年も参加したいです」など、皆さんから嬉しい声を聞かせてもらいました。
教室と校歌。卒業生にとって、たったそれだけのことが感動に誘ってくれるのです。母校での思い出に感謝したくなりますし「向陽高校で学べてよかった。みんなと出会って良かった」と思いました。
同窓会総会が参加者に感動の場面を与えられたことを嬉しく思っていますし、私達は今も心は母校とつながっていることを感じた瞬間でした。令和5年は、是非とも東京地区同窓会でも同じ感動を味わいたいと思っています。
同窓生なら誰でも歌える改めて校歌を記します。
「緑に映ゆる日前の 杜陰清き学舎に
高き理想を求めつつ 来り集える若人が
歓呼にぞ夜は明けそむる 向陽 向陽 吾等が向陽
紀水のほとり蒼穹に 照る明るなる向日葵の
雄々しき意気も高らかに 混濁の世に打ち鳴らす
警鐘四方にひびくべし 向陽 向陽 吾等が向陽
竜門の峯紀伊の海 夕べ静かに望みつつ
永遠にかわらぬ美はしさ 憧れ励む友垣の
固き結びは朽ちざらん 向陽 向陽 吾等が向陽」
校歌の一番は朝、二番は昼、三番は夕暮れを現しているそうです。是非とも母校の歌詞を味わってみてください。
同窓会の皆さん。帰省の際には是非とも母校を訪ねてくださす。常に母校は温かく迎えてくれます。最後に、皆さんのご健勝とご活躍をお祈りして、挨拶といたします。