RoboCup 結果について

Remember の競技結果
・Individual(個チームの総合順位):28チーム中4位
・Superteam :14チーム中2位
Superteam とは、他国のチームとチームを作り(2チームで1チームのため、計14チーム)、
その際に初めて知るミッションのクリアを目指す競技である。 Remember はパナマのチームと共
同で競技に取り組んだ。
・Outstanding Innovation Award 受賞
Outstanding Innovation Award とは、事前に提出した書類の内容や、大会期間中に行われたイ
ンタビュー結果が良いチームに贈られる賞である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大会を終え Remember の選手からのコメント

《大会参加の成果について》
目標の達成度については、世界 1 位に届かなかったのは悔しいですが、去年よりも順位を上げ
ることができたことは良かったと思います。また、去年問題が多発した「ライントレース」では、
比較的安定していて、改良の成果が出せたと感じました。一方で「被災者救助」では、会場の環
境の影響で、使う予定だったカメラを使うことができず、非常に悔しい思いをしました。
《日本のロボカッパーへのメッセージ》
世界大会は世界中から同年代のロボットが好きな仲間が集まる場所であり、私にとっては最高
の場所でした。ですから、ぜひ世界大会を目指して頑張ってみてください。そしてたくさんの人
と交流して、色々なことを学ぶとともにその出会いを大切にしてほしいと思います。世界大会で
の経験は、ロボット開発だけにとどまらず、きっと皆さんの人生の唯一無二の思い出になるはず
です。

合田顧問より

異国での長期間の大会で、選手の心身のコンディションを整えるのも苦労するなか、本当によ
く頑張ってくれました。会場が、直射日光が入ってしまう(ロボットのセンサーの誤作動に繋が
るため、日本の大会の会場では、日光が入らないように必ず配慮されている)構造になっており、
使用したかったカメラを使用することができず、ロボットのポテンシャルを最大限活かすことが
できなかったので、その点においては凄く悔しさが残ったと思います。しかし、今回の世界大会
を通じて、選手たちが得ることができたものはそれ以上に多く、それが、今回の結果に繋がった
のだと思います。
Remember の選手たちは、「自分たちの課題を自分たちで見つけ、それの解決策を自分たちで考
え、実行し、実際に解決する。」を繰り返し行って来ました。この過程で生まれる好奇心と課題発
見・解決の力は、今後の選手達を大きく支えるものになると感じています。
最後になりましたが、東京同窓会様からいただいた寄付金75,720円(振込手数料を引い
た額)、のおかげで、想像以上に物価が上昇していたフランスでの金銭的な負担を大きく減らすこ
とができました。本当にありがとうございました。今後も、より良い結果が残せるよう、物理部
一同精一杯頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。