同窓会会長あいさつ


▲海草・向陽同窓会会長

片桐彰浩氏

 

 新年の挨拶

             海草・向陽同窓会会長

片桐章浩

 

 

 向陽高校東京地区同窓会の皆さん、そして向陽高校卒業生の皆さん、輝かしい新年を迎えられたことをお慶び申し上げます。平素は同窓会活動にご理解とご協力をいただいていることに厚く感謝する次第です。

 さて今も尚、世界中で猛威を振るっている、そしてわが国でも新型コロナウイルス感染症の影響が大きくなっていることを懸念しています。特に医療に重視している皆さんには心から感謝の気持ちを届けたいと思いますし、私たち一人ひとりの良識ある行動が終息に向かわせることにつながりますから、向陽生として、皆さんと共に困難に立ち向かいたいと思っています。

 さて令和3年も令和2年に引き続いて、向陽高校東京地区同窓会総会並びに懇親会が中止の決定がなされたと伺いました。この総会と懇親会は一年に一度の交流機会であり、中止決定は残念なことですが、前述の通り、社会情勢を鑑みると、これ以上の感染拡大を防ぐためにも役員会の決定を支持したいと思います。

 皆さんとお会いできることを楽しみにしていましたが、会わないとしても私達同窓生の絆は強くつながれています。役員会で検討しているSNSなどによるこれまで以上の交流機会を待ち望んでいるところです。

 私達の「海草・向陽同窓会」も令和2年の同窓会総会は中止したところであり、令和3年度に関しても、役員会の協議事項として取り扱うことにしています。

 できることなら、SNSなどによって和歌山県と東京の二つの同窓会が交流できるしくみを検討し、より深い、より母校が身近に感じられるようにできればと思っています。

 最後に、和歌山県の主な動きを紹介させていただきます。和歌山市内に、令和3年4月に和歌山県立医科大学薬学部が開校することになりました。和歌山市内では、3年前から毎年、大学が開校しているので、今回で4校目となります。和歌山市内に一気に大学が増えているところです。

 また南紀白浜空港に新ターミナルが開設する予定ですし、串本町ではロケット発射場が誕生する予定です。そして「紀伊半島一周高速道路」と「有田~南紀田辺間の4車線化」の早期実現を目指して着々と工事が進んでいるところです。和歌山県は大きく発展しようとしているので、同窓会の皆さんも、機会を見つけて故郷を訪ねて欲しいと思います。もちろん、母校は温かく迎えてくれますから、お立ち寄りいただけることを願っています。

 皆さんのご健勝とご活躍をお祈りして、挨拶とさせていただきます。